電気自動車

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電気自動車(EV)

電気自動車とは電気を主なエネルギーとして、モーターを動力源として走行する自動車のことです。現代ではどのような地域であっても排気ガスなどによる温暖化が問題視されており、今後の地球環境のことを考えて「より自然環境負荷の低い自動車」が求められるようになっています。

そうしたニーズに対応する形で、排気ガスを出さないクリーンな自動車として生まれたのが電気自動車なのです。それでは電気自動車のメリットや、電気自動車のデメリットとしてはどういったものがあるのでしょうか。

まずメリットについてですが、何よりも大きなものが「電気を使って走る」ということです。ガソリンを使用する車のように「燃焼させる」という動作が必要となるわけではないため、当然燃焼の結果として生まれる排気ガスはゼロです。

排気ガスが発生しないのであれば大気汚染や温暖化の促進などは発生しませんから、環境負荷については非常に低いものがあります。またこれとは別の電気自動車のメリットとしては「経済的」ということも挙げられます。

電気自動車(EV)

[リーフ]


ガソリン車に比べて燃費というか電費は、ガソリン車の5分の1程度となっていますから、長期間使用すれば長期間使用するほど、ユーザーの負担は少なくなります。

原子力発電所の停止がされて以降は各地域の電力会社によって電気代の値上げなども発生してきてはいますが、5分の1程度ということはまだしばらくつづくとみてよいでしょう。

これらの他にも「石油以外のエネルギー資源の開発に繋がる」ことや「エンジンによって発生する騒音が少ない」ことも、電気自動車のメリットとなります。

さて、それでは電気自動車のデメリットにはどういったものがあるのでしょうか。まず電気自動車のデメリットについて挙げなくてはならないのが「インフラの拡充が必要である」ということです。

電気自動車は100V電源さえあれば充電できるとはいえ、電気自動車を充電するための施設というものが明らかに不足しています。

ガソリンスタンドに充電スタンドが併設されることが理想ではありますが、全国のガソリンスタンドにそうした設備が併設されるまでには、まだ時間がかかるでしょう。

加えて「一充電当たりの走行距離が短い」ということもデメリットとして挙げるべきものです。ガソリン車は500kmほど走行できるものが一般的であるのに対し、現在製造されている国産の電気自動車はその半分以下である200km程度しか走行できません。

今後バッテリーやモーターなどの部品の開発研究が進み、電気使用効率の改善が実現すれば十分に改善される見込みはありますが、現在だとまだ「遠出をする」という際には不安が残ります。

このように電気自動車にはさまざまなメリットとデメリットがありますが、「電気自動車のこれから」というところで言えば、かなり明るい部分が見えるものの、視界良好とは言えないのが現状です。

現代の自動車メーカー、とくに環境先進国を目指す日本にとっては、いかに環境負荷の低い自動車を作るというところが競争の最前線となっています。そのなかで各自動車メーカーが電気自動車という業界でしのぎを削ることとなるのは明確ですから、今後、かなりハイペースでの技術革新が見込まれます。

ただ、電気自動車がいま視界良好とは言えない最大の原因は、燃料電池車の登場だと言ってよいでしょう。燃料電池車の技術革新の進展如何によっては、燃料電池車の後塵を拝する危険性ないとは言えません。

今後、電気自動車が主流になるのか、燃料電池車が王座に君臨することになるのか、まだまだ予断ができない状況にあるといってもよいでしょう。

ノート

[NOTE e-POWER]


しかし、2016年11月になって電気自動車に新しい形の電気自動車が登場しました。
それは日産のNOTE e-POWERです。何が新しいかと言うと、充電をしなくても、どこまでも走れる、ということです。

e-POWERは、これまでの電気自動車のように外部から充電する必要がなく、その代わりに、エンジンで発電してモーターだけで走るシステムです。つまり、ガソリンエンジン車の感覚で、電気自動車を楽しめるのです。

この「充電をしなくても、どこまでも走れる電気自動車」という、ユーザーの潜在的欲求を満たしたエコカーは爆発的人気を呼び、日産は30年ぶりに月間販売台数首位の座をトヨタから奪うまでになりました。

今後、電気自動車は、この 「e-POWER」と「リーフ」という100%電気自動車がどこまでフル充電の航続距離を延ばせるかの、日産車同士の争いとなってくるでしょう。